密接な関係にあったため、テトラコードや音程に関する理論が早くから発達した。
この地域の大きな特徴は微分音程の存在で、これらは1/4音から1/9音まで細かく規定されている。
これによって1オクターブは17、24、54の音に分割される。
トルコでは1音を9等分した細かい音程が用いられるが、イラン、エジプトなどでは4分音を基礎とした二十四律が用いられている。
インドも、西アジアや中国と並んで早くから独自の音階理論を発達させてきた。
インドの音階は、サ・リ・ガ・マ・パ・ダ・ニの7音からなるが、古くは4世紀ごろの『ナーティヤ・シャーストラ』に、シュルティの組合せによる2種の基本音階サ・グラーマとマ・グラーマが示されている。
これをもとに、今日のインドの音楽理論の中心の一つであるラーガが発達してきた。